
概要
サウジアラビアとの交渉が決裂し、油価が急落、ロシア・ルーブルは暴落した。ロシアは2020年の平均原油価格を42.40米ドル/バレルとして予算を組んでおり、ロシア経済は悪化、財政赤字が膨らむことが予想される。こうした中、ロシア連邦中央銀行は5年間続けてきた金買いを4月1日に停止した。今後ロシアは、金外貨準備の2割を占める金を売って米ドルを買わざるを得なくなる可能性もある。
» Read more..
概要
サウジアラビアとの交渉が決裂し、油価が急落、ロシア・ルーブルは暴落した。ロシアは2020年の平均原油価格を42.40米ドル/バレルとして予算を組んでおり、ロシア経済は悪化、財政赤字が膨らむことが予想される。こうした中、ロシア連邦中央銀行は5年間続けてきた金買いを4月1日に停止した。今後ロシアは、金外貨準備の2割を占める金を売って米ドルを買わざるを得なくなる可能性もある。
» Read more..
概要
2018年8月、ロシア国内に2か所のオフショア(タックスヘイブン)が設けられた。1つは西の端カリーニングラード州オクチャブリスキー島という欧州連合(EU)に囲まれた飛び地、もう1つが極東の沿海地方ウラジオストク市の沖に浮かぶルースキー島だ。経済制裁に苦しむロシアの大富豪は、国内オフショアに資金を移しつつある。
» Read more..
概要
ロシアの勘定科目表を紹介する。ソ連がなくなって社会主義体制ではなくなっても、ロシアは国家資本主義のままだといわれるが、これが端的に表れているのが勘定科目表だ。ロシアでは勘定科目や記帳の仕方は全て法律で決められる。会計ソフトまで事実上、国が配っているから驚きだ。会計士はあの手この手で節税に励むことになる。
» Read more..
概要
ロシアの通貨ルーブルは下げ止まり始めており、金利の高いルーブルへの投資は魅力的になっている。だが、油価に左右される体質は変わらず、欧米の金利が上昇すれば資金流出の可能性もある。ウクライナ問題は続き、極東やクリミアの開発は財政赤字拡大につながる恐れもある。引き続きルーブル相場を左右するロシア国内外の情勢を慎重に見極めることが必要であろう。
» Read more..
概要
経済制裁が実施される中、ロシアからの資本流出とルーブル価値の下落が激しくなっている。ロシアでは、資産が米ドル建てから人民元や香港ドル建てに 変わり、米ドルの国際的地位を低下させるとの論調が見られる。しかし実際には、ロシア経済の脱米ドル化や、ましてや米ドルから人民元へのシフトが起きているとはいえないようだ。