日 時: 2021年3月20日(土)13時~17時
場 所:ZOOMウェビナー
内 容: 今日、欧米を中心として構築されてきた戦後秩序が揺らぎ、米中対立の「新冷戦」とさえ呼ばれる事態が生じている。その背景には、一方で欧米経済の比重が相対的に低下し、他方で中国を始めとするアジアの新興諸国が台頭し、世界経済の重心が大西洋からアジア・太平洋地域へと移動し始めているという変化がある。この多極化の時代にいかに適応していくかが、日本も含めて世界各国に問われている。そして、この変化の最も大きな影響を受ける国の一つと考えられるのがロシアである。なぜなら、ロシアは、ヨーロッパとアジアの狭間に位置しているからである。ロシアは長くヨーロッパ市場に依存してきたが、その相対的な衰退に加え欧米の経済制裁によりアジア市場に軸足を移さざるを得ない状況に置かれている。日本から見てロシアは最も近い外国の一つであり、ロシアのアジア市場重視の政策は、日本にも影響せざるを得ないと考えられる。そこで、3人の専門家を招き、「世界経済の中のロシアと日本」をテーマとして総合シンポジウムを開催する。各報告のテーマは、次の通りである。
上垣彰(西南学院大学経済学部教授)「世界経済の中のロシアと日本」
一ノ渡忠之(公立小松大学国際文化交流学部准教授、公益財団法人国際金融情報センター特別研究員) 「コロナ禍におけるロシア経済の現状と見通し」
蓮見雄(立教大学経済学部教授)「東を向くロシア:中国との関係を中心に」
全体討論:日ロ経済関係の展望について
主 催:ユーラシア研究所
共 催:立教大学経済研究所
対 象:
ユーラシア研究所維持会員、立教大学学部・大学院学生、立教大学教職員(参加費無料)
日時:2020年6月27日(土) 15:00~17:00
主催:ユ科研費基盤研究(B)16KT0044「コンステレーション理論に基づくウクライナ危機とエネルギー安全保障の総合的研究」(研究代表:蓮見 雄)
日時:2020年6月27日(土) 15:00~17:00
場所:立教大学池袋キャンパス 7号館1階 7101教室
ユーラシア研究所では、主催・共催・後援などで、様々なセミナー・シンポジウムを開催しております。